ホイールハンガーを選定する為にお客様に決めて頂く内容について説明します
1.収納したい砥石(ホイール)の『外径はφ何D?』
⇒砥石かホイールの外径が何φかでホイルハンガーの「WH( )」の型式が決まります。
~205D | :WH20・1段 |
WH2015・4段巾狭・WH4030・4段巾広 | |
255D | :WH255S・4段巾狭、WH255L・4段巾広 |
305D~355D | :WH400・2段 |
405D | :WH420・2段 |
400D~610D | :WH520 / WH620 ・1段2個がけ |
2.ホイールハンガーの『段数は何段?』
⇒砥石かホイールを何段に分けて収納したいかでも「WH( )」の型式が決まります。
- 1段タイプ・2段タイプ・4段タイプが前述のとおりあります。
3.ホイールハンガーの『横幅サイズは巾狭・巾広のどっち?』
⇒横巾の違いにより「WH( )」の型式が決まります。
- 4段タイプにだけ横巾の広いタイプ・横巾の狭いタイプが前述のとおりあります。
★以上の1~3の内容を整理すると下記の表のようになります。
砥石外径D | 1段タイプ | 2段タイプ | 4段タイプ巾狭 | 4段タイプ巾広 |
~φ205D | WH20 |
○ | WH2015 巾470タイプ |
WH4030 巾875タイプ |
~φ255D | ○ | ○ | WH255S 巾500タイプ |
WH255L 巾875タイプ |
φ305D ~φ355D |
○ | WH400 |
× | × |
~φ405D | ○ | WH420 |
× | × |
φ400D ~φ610D |
※2個掛けタイプ WH520/620 |
× | × | × |
※1段タイプで左右に1枚づつ掛ける新しいタイプ
4.「フランジ無しの砥石」を『アーム掛けしたい!』のか「フランジ付の砥石やダイヤモンドホイール」を『テーパーアームに収納したい!』のかどっち?』
⇒ホイールハンガーの『アーム部』は「砥石タイプ」と「フランジタイプ」を選択可能となりますのでホームページの一覧表を参照下さい。
① | 収納したい砥石の巾や枚数さらに段数の組み合わせがホイールハンガー標準品型式の中にあるか?ご確認下さい。 |
② | 収納したいフランジの研削盤の機械メーカーや型式がホイールハンガー標準品型式の中にあるか?ご確認下さい。 |
5.アーム部(「砥石タイプ」「フランジタイプ」)を好みにレイアウトが出きます、『何段目に「砥石タイプ」「フランジタイプ」をセレクト?』
⇒上記4、①②の標準品に欲しい組み合わせが無い場合でも、全てお客様のご希望どおりにレイアウトすることは可能です。
※「標準品」cf「標準品(レイアウト指定)」)
- たとえば
- 4段タイプのハンガーの1,2段目は砥石タイプのアームで3,4段目はフランジタイプのアームにするというのも可能です。
次に、1段タイプのハンガーで砥石タイプのアームとフランジタイプのアームにするのも可能です。 - この場合に
- 何段のどの型式の枠がスペース的に適したタイプなのか?を選定して
(EX、φ205D用で4段なら:WH2015)
また、何段目がフランジタイプで何段目が砥石タイプかを決める
さらに、フランジタイプは機械メーカーと機械の型番とフランジの穴径を提示して 、砥石タイプは砥石の外径と巾と穴径を教えて頂けるとユーザーの希望どおりにレイアウトが可能となります。
6.色のセレクトも可能です。
⇒通常はグレーの標準色ですが、貴社工場の指定色がある場合は、「日本塗料工業会№」で色を指定できますが、あなたは『標準色(グレー)それとも指定色?』
※色見本をお貸ししますのでその中からご指定下さい。