【No.0906-51】研削ホイールの砥粒と材料について

砥粒 ダイヤモンド CBN
Cubic Boron Nitrideの略(立方晶窒化ホウ素)


材材
WC(タングステンカーバイト)
セラミックス
ガラス
ダイヤモンド
焼き入れ材
※生材
例:(SC,S45C、S55C)一般焼成砥石を利用する場合
砥粒は WA、GCを利用する

WC(タングステンカーバイト)の種類

一般超硬 (G4、G5等) ※粒子の大きさ :10μ程度
超微粒超硬 (AF-1等) ※粒子の大きさ :0.5μ程度
バインダレス超硬 (BL100等) ※結合剤(バインダ)であるコバルトが殆ど無い。
  • タングステンとは、金属のうちでは最も融点が高く、比重が大きく、非常に硬度・耐熱性が高い。
  • 超硬合金とは、タングステンカーバイトと結合剤(バインダ)であるコバルト(Co)を混合して焼結してあるものを指す。

セラミックスの種類                         主な特徴

アルミナ AlO ※一般的なセラミック
窒化珪素 Si 高強度
炭化珪素 SiC 高硬度
ジルコニア ZrO 高靱性
窒化アルミニウム AlN 高熱伝導性

ガラスの種類(主成分は二酸化ケイ素 (SiO2))

青板ガラス (ソーダガラス)
光学ガラス (パイレックス、KB-7)
石英ガラス (シリカガラス) ※光ファイバーの材料等にも利用される

ダイヤモンドの種類

ダイアモンドの種類

 2009年6月定例「勉強会」より