適正砥粒と鋼剤分類
研削加工を効率よく行うためには、被削材に適合した砥粒を持つ砥石を選ぶことです。とくに難削材の場合、砥粒の選びかたによっては研削加工が不可能になる場合さえあります。 ここにまとめたものは、被削材(非鉄を除く)と砥粒の硬度が上から下に順に高くなっています。 砥粒は、A、WA、PA、32A,C,GCの順に硬度が高く、靭性はその逆で、GCが最も弱く(脆く)、Aが最も強くなっています。とくに高硬度材(HRC60以上)の研削には、CBNダイヤモンド砥粒が多く使われています。ダイヤモンド砥粒は、超硬やセラミックなどの研削に向いています。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
結合剤(ボンド)の表示説明
「V」=ビトリファイド
1) V… 一般研削用
2) VK… 一般研削用(荒加工)
3) VSK1…一般精密研削用
4) VBE… 一般精密研削用