一般ビトリファイド砥石とUHP(多孔性)砥石の構造
UHP(多孔性)砥石は、特殊製法により、砥粒と結合剤の混合体を壁とする1mm~4mmの大気孔が連続しており、平均気孔率が70~80%と極めて大きい構造となっております。従って、 ①軽量で、切り屑の排出性が良い。 ②大量の研削液が、研削点に供給され、冷却効果が大きいので、温度上昇が少ない。 などの、特徴があります。 そのため、ダイス鋼などの鉄鋼系材料の他、ゴム、木材、竹材、皮革製品、合成樹脂などの非金属、アルミ合金、銅、真鍮、砲金などの軟質金属、及びステンレス鋼などの難削材の研削が容易に行えます。 |
UHP砥石仕様の表示法
UHP砥石の標準寸法
直径 D | 厚さ T | 穴径 H | ロット最小数量 |
205 | 10, 13, 16, 19, 20, 25, 28, 32, 38, 45, 50 |
31.75, 50.8 | 10 |
255 | 50.8 | 5 | |
305 | 76.2, 127 | 3 | |
355 | 76.2, 127 | 3 | |
405 | 127, 152.4, 203.2 |
2 |
UHP砥石の製作可能形状
形状は、上記1号A形(ストレート)以外にも,5号(片へこみ)形、7号(両へこみ)形、38号(片ドビテール)形、39号(両ドビテール)形のものも製作できます。また、上記以外の寸法も製作可能です。