【No.0712-41】軸付砥石・小径ホイールの製作ポイント

「軸付砥石」について今回はまとめてみました。
軸付砥石と言っても、様々な種類があり、それは「使用方法・使用機械」あるいは「用途・目的」さらに「精度の違い」により、使う「砥粒」「粒度」「ボンド」や「シャンク材質」も異なるので、設計、製作のポイントをまとめてみます。

◆軸付砥石・小径ホイールの製作ポイント◆
加工機の種類 砥石の特徴及び設計時の重要点
「使用方法」による視点
自由研削
手加工
ハンドグラインダー
※卓上・小型ボールの場合も含む
機械研削 ジグ研削盤
内研機
※円筒研削盤のオプションの場合も含む
一般砥石軸付砥石
ef.WA・SA
超砥粒軸付砥石
ef.DIA・CBN
「用途」による視点
外研
バリ取り・磨き
「手加工」によるハンドグラインダー用としての粗加工
(リューター)
円研
(インターナル)
「円研・ジグ研」による穴の内側
(インターナル)の研削仕上り加工
異形状(球・三角錐)
ef.面取り・バリ取り
手磨き用
シャンク材質「超硬」
※通常はSUS・SK材
高精度クイル付き
「精度」から見た視点
粗:自由研削 見た目重視
仕上げ:機械研削 精度重視 粗加工
仕上げ加工
超仕上げ(鏡面)
超高精度仕上げ(微細・鏡面)
弾性ボンド(ゴム・フェルト)
電着軸付インターナル(グリッター)
高硬度ボンド(ビト・メタル)
超ハイメッシュ(レジン)
※超高精度が必要な場合は
⇒超ハイメッシュ(ビト・メタル)

※07.12.15弊社「12月勉強会」による

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