ラッピングの定義

ラッピングの定義

回転定盤上に研磨剤を供給し、その上にワークを押付け、三者を相対運動させる工作カ法。
高い平面精度が得られる。
※(Lapping=擦り合わせる)

目的

超高精度な

・平面度(平らさ)1μm以下
・面粗度(なめらかさ)0.3μm以下
・寸法精度 2μm以下

機械構成

① 走盤〈ラッピングプレート)
・一種の工具で、この平坦度がワークに転写される。
② セラミック修正リング
・ワークを保持するワークホルダー
・定盤の平坦度を維持
・研磨材を定盤上に均一に散布
※ダイヤモンド電着修正リング(ホイール):定盤の平坦度修正用ダイヤモンド電着ホイール
③ ローラーアーム
・修正リングを支える
④ キャリアー
・ワークを保持する
⑤ プレッシャーパッド
・ワークとプレッシャープレートの間に挟み、ワークの傷の防止とワークの高さバラツキを吸収する。
⑥ プレッシャープレート
・ワークへの加圧を行い、ラッピング効率を高める。ニューマチック方式

ラッピングマシンの種類

(A) 片面ラップ盤

・最も簡易的な方式で普及台数も多い。定盤、修正リング等ソフトが最も多く、多様な加工が可能。

(B) 片面オスカーラップ盤

・レンズ研磨に古くから使われている方式を、片面ラップ盤に応用したもの。
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