精密研削用動バランサー(ダイナミックバランサー)

精密研削用動バランサー(ダイナミックバランサー)
USB-8001G(MAX:10,000min-1) / USB-8001GB(MAX:61,000min-1)

※商品コードの”USB-8001G” / “USB-8001GB”はUTEの商品管理No.です。

進化した最新のフィールドバランサーの特徴
「 1) トランク一体型 USB-8001G  /  2) 手のひらサイズ バッテリ駆動 USB-8001GB 」

1) USB-8001G:簡単操作 大型7セグLED表示で駒角度、変位値をリアルタイム表示、トランク一体型。

2) USB-8001GB:本体は手のひらサイズ、タッチパネル式カラー液晶でグラフィカル表示、バッテリ駆動なので電源がない所で使用可能。

最新のマイコン搭載による、計測制度の向上
近年、高速化された精密研削盤に対応する為に、従来品のMAX8500min-1に対して
USB-8001GはMAX10,000min-1
USB-8001GBはMAX61,000min-1まで
高速、高精度なバランス修正を可能にしました。
角度目盛り、回転方向に増加/減少を選択可
従来品では、角度目盛りの正逆に対応するのが困難でしたが、砥石フランジの角度目盛りを変更することなくワンタッチで簡単に変更することが可能です。
バックアップ機能
電源をOFFしても、駒数、角度目盛り等の各設定データは記憶しているので、面倒な再設定の必要はありません。
■導入効果■
本機は、研削砥石を機上で回転させて、測定しますので、砥石単体のみでなく、砥石軸系全体のアンバランスの修正ができます。砥石軸系のアンバランスを抑えることは、機械の振動を小さくし、研削抵抗を安定させ、加工面の面粗さや品質の向上、機械寿命の延長、及び砥石摩耗の低減につながります。

【研削盤での導入効果】

機上で砥石が回転した状態で測定しますので、砥石単体のみでなく砥石軸系機械全体のバランスの修正が可能です。
砥石のアンバランスを抑える事は、研削抵抗が安定します。その結果、機械寿命の延命・砥石磨耗の軽減、及び研削加工面の品質向上につながります。
図-1、2は研削抵抗、及び研削面粗さと砥石アンバランス量の相関を示しています。
図中で、静バランス修正領域とは、従来のバランス台等で砥石バランス修正が可能な範囲であり、砥石軸系の持つ残留アンバランス量により定まります。一般的に0.3~1μm程度の範囲にあります。図-1、2に試験を実施した研削盤の実測値(0.5μm)で記載してあり、静バランス方法では0.5μm以下にアンバランス量を抑える事は不可能であることを意味します。

図-1〈アンバランス変位量-研削抵抗特性〉

図-1〈アンバランス変位量-研削抵抗特性〉

図-2〈アンバランス変位量-研削面粗さ特性〉

図-2〈アンバランス変位量-研削面粗さ特性〉

1.アンバランス変位置-研削抵抗特性
測定部位 アンバランス変位量
0.088μm
測定波形
Ft接線研削抵抗(5N/V) 測定値=25.4N
Fn法線研削抵抗(50N/V) 測定値=187.5N
測定部位 アンバランス変位量
2.860μm
測定波形
Ft接線研削抵抗(5N/V) 測定値=38.4N
Fn法線研削抵抗(50N/V) 測定値=約214N
2.アンバランス変位置-研削面粗さ特性 Ra(JIS B 0601)
アンバランス変位量
0.020μm
アンバランス変位量
0.830μm
V=0.2μm/cm
H=0.1mm/cm
測定値 0.061μm 測定値 0.080μmRa
3.アンバランス変位置-表面うねり特性 Wcm(JIS B 0610)
アンバランス変位量
0.020μm
アンバランス変位量
0.830μm
V=0.2μm/cm
H=0.1mm/cm
測定値 0.499μm Wcm 測定値 0.796μm Wcm
●研削条件
研削方法 乾式表面研削
アップカット
研削砥石 鋳鉄繊維接着
ダイヤモンド砥石 SD100N125M
寸法 外径φ300x巾16mmx内径φ127
砥石周速度 1600m/min
工作物周速度 10m/min
切込量 4μm/pass
クーラント 水溶性
ワーク材料 セラミック (Sic) φ25x120L

●表面粗さ及び表面うねり測定条件

表面うねり(JIS B O610):ろ波最大うねりWcmを測定している
高域カットオフ値:0.8mm
基準長さ:4mm(砥石一周期が約3.4mmの周期であるため)
表面粗さ(JIS B O601):中心線平均粗さRaを測定した
カットオフ値:0.8mm
測定長さ:2.5mm

●設備名

工作機械 横軸平面研削盤 黒田精工(㈱) GS-BMHF型
研削抵抗 圧電型研削動力計
記 録 計
キスラー社
グラフテック(㈱)
9257A
WR7600
表面粗さ 表面粗さ形状測定機 (㈱)東京精密 サーフコム1500A
砥石バランス 動バランス測定機 シグマ電子工業(㈱) SB-7001S

各センサーの設置図

■使用例■
1.
振動センサーは、被削剤の研削面に対して直角方向に設置(マグネット)して下さい。
2. バランスウエイト角度は、磁石回転方向を正として下さい。予め、フランジに角度目盛りを刻んでおくと、ウエイトの移動がスピィーディに行えます。
3. 反射シールは、フランジ色が黒の場合は白色を、白の場合は黒色をつけて下さい。

■特 徴■
1.測定精度が極めて高い(分解能0.001μm)。
2.2/3コマ砥石専用機なので、操作が簡単。
3.コマ角度、変位量をリアルタアイム表示。
4.小型軽量で低価格(トランクケース収納)。
■仕 様 ■
型 式  USB-8001G
(AC駆動:トランク一体型)
 USB-8001GB
(AC/バッテリー駆動:本体手のひらサイズ型)
測定範囲 振動変位 0.001~999μm(at 1200min-1)
回転数 180~10,000min-1
振動変位 0.001~999μm(at 1200min-1)
回転数 180~61,000min-1
分 解 能 振動変位 ±0.001μm  回転数 ±1min-1 振動変位 ±0.001μm  回転数 ±1min-1
修正方式 等重量のバランス駒の開角計算による1面修正
(バランス駒は2,3個選択可能)
等重量のバランス駒の開角計算による1面修正
(バランス駒は2,3個選択可能)
電源電圧 AC100~240V ±10% 50/60Hz AC100~240V ±10% 50/60Hz
寸  法 385(W)x120(H)x255(D)(トランク一体型) 385(W)x120(H)x255(D)(収納トランク本体)
180(W)x100(H)x45(D)(本体)
重  量  約4.3kg (本体とケース付属品含む) 約0.35Kg(本体のみ)
約4.3kg (本体とケース付属品含む)
仕様環境 温度 5~40℃  湿度 20~80%RH(非結露) 温度 10~30℃  湿度 20~80%RH(非結露)

※シグマ電子工業株式会社の技術資料を引用しております。動バランスの調整方法は、技術情報→研削砥石の取り扱いについて→12砥石バランスの取り方を参照下さい。

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